シャープが、日本の大手電機メーカーにとって最大のライバルである韓国のサムスン電子と、資本・業務提携に踏み切ったのはなぜか。
また、シャープとサムスンは提携で何を狙っているのか。
シャープが韓国・サムスン電子と資本・業務提携した理由
理由に挙げられるのは、シャープの業績不振でしょう。
さらに、シャープの経営に対する市場の見方も厳しい状況で、シャープにとっては資金調達に苦しんでいた。
そこへサムスンが差しのべたというのだ。
シャープとサムスンは提携で何を狙っているのか
サムスンが経営難のシャープに出資する利点としては、シャープの液晶パネルを優先的に調達できる点だ。
液晶パネルの分野で新たな投資をするよりも、シャープから安定的に製品を調達するほうが遥かにコストが安くなる。
もう一点、シャープの省電力で高画質の最新液晶技術「IGZO(イグゾー)」だ。
この技術があれば、スマートフォン市場でも有利になるのは間違いない。
一方、シャープにとっては、財務基盤の強化と工場の稼働率という点でこの資本提携にはメリットがある。
唯一懸念するとしたら、韓国への技術流出。
これは、日本の電機メーカーにとって不安材料が多い提携だといえよう。

